2019Mt富士ヒルクライム参戦

土曜日出発前体重が57.8kgで成木の時と比較しても全然減っとらん(^ω^)
自分なりに頑張って食べたんですが何か食べ足りなかったんですかねえ・・・

一応脚の疲労は抜けてくれたし立ち眩みも昨日くらいから無くなったし
過去参加したどの年よりも調子は良い、はず。
でも昨今の富士ヒルはまさに”ヒルクライムレース”でPWR大事だって身に染みてるしなあ。
そんなわけで自信を殆ど無くして青梅を出発。
6年連続で今回もりゅーいち監督の車に同乗させていただいただけでなく
宿の手配もお任せで多大なサポートをしていただきましたm(_ _)m

今年は八王子高尾間の渋滞を避けて最初から下道で相模湖ICから中央道にのり
過去最速ペースで富士吉田に到着。
さくっとつるや食堂で肉天うどん普通盛。かき揚げが程よくでかくて満足。

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会場までのシャトルバスも並ぶことなくスムーズに到着。
WahooブースでWahooJAPANのポールさんに挨拶したらうまく乗せられて
Zwiftチャレンジに。2分TTで無事昇天。こんなとこでがんばってどうする俺。
でも僅かにその時のKOMタイム更新したのでおビールとTシャツをゲット。

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帰りもスムーズに下山し日帰り温泉入ってホテルにチェックインして買い出しして
18時までには食事も終えて2人でまったりモード。19時半~20時には灯りを消して
何となく寝始めましたが今回は良い睡眠が取れました。
私もりゅーいちさんも夜中に4回ほど小用で起きたんですがすぐに寝れたので
3時の目覚ましで起きた時にはとても気分すっきり。
「いや~静かだし良く寝れたね~」と2人してニンマリ。
↓今回の晩飯&朝飯

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起きてすぐに天気チェックしたら予報より悪くなってて(´・ω・`)
出発したら気にならないくらいの小雨だったけど富士急の駐車場は普通に
ザーザー降りでまた(´・ω・`)
それでも覚悟を決めてモンベルのレインダンサーを着込んで出発。
結局登山はしてないけど去年レインダンサー買ったの大正解だったな~。
荷物預けてからはスタート地点の雨と寒さにガクガク震えながらライバル達と
くっちゃべってその時を待つ・・・

気付いたらスタート3分前で、何とも緊張感なくスタート。
今回は出かける前にサイコンを紛失したのでサイコンもセンサーも無しで
走りました。あくまで人対人。PvP。
例年通り限界まで先頭集団についていくのと1合目通過までになるべく位置を前目に
キープすること、だけを決めてスタートしました。
料金所通過の辺りで早くも大野君の単独行。
しかし集団のペースはそれを許さず1合目看板より手前で吸収。

その後も大野君のアタックがあったんですがこの動きに対し強烈に集団を牽引して吸収しに
かかったのが彼のチームメートだったので内心
「何やってんだwアマテラスおもろ!(●ノ∀`●)σ」ってなりました。
レース後その話題が出たんですがみんなそう思ってたみたいw

二度目の大野君のアタックも早々に吸収した後の集団は散発的なアタックによるペースアップと
その後のリカバリーが繰り返されるインターバル走となり
内心いつリストラされるか死刑宣告を待ってる気分でしたが
ペースアップはきついけどついてはいけるしその後緩むのがわかってきたので
今日はもしかしたらこの先生きのこれるんでは?なんて思い始めたり。
緩んだ時に呼吸を落ち着けたり神経痛が出ないようにケアしたりやれる工夫を目一杯。
この展開のままどうか4合目まで行ってくれ・・・と祈ってました。

大きな動きがあったのは2合目?3合目?どこかは忘れましたが
池田君が強烈なアタックで抜け出し集団に大きな差をつけました。
彼を知らない森本さんにしゅんすけ君が「八ヶ岳2位だった選手」
と話したりしてたので自分も「強いよ~試走57分台だよ~」と宣伝したり(;´∀`)
あのまま一人ZWIFTレースさせちゃうとまずいのはわかってるけど先頭牽く脚は無く
この日は常に10番手~20番手の間の位置をキープしてました。
後ろは1度しか振り返らなかったのでどの区間でどれくらい集団人数いたか全くわかりません。
今日もっとも集団先頭を牽いて集団のペースコントロールをしていたのは
COWの加藤君だったんじゃないかな?
誰かのアタックに対しても即座に食らいつくわけではなく淡々とペースで追う
チームスカイの選手のような絶妙な牽き。
そして常にそのそばにはGOCHIの遼君がいる。
レース前に加藤君とも話したけど今回の優勝候補筆頭は遼くんだろうと一致した意見でした。

結局4合目の途中で池田君を捕まえるんですがその直後にゲストライダーなのに
OP参加じゃないジョンエブセンがアタック!
今日は彼はプロレスだったはずでは!?Σ(・∀・|||)
本気出されたら追いつけるわけないんですけどー!
一気に、「こりゃアカンもう終わったわ」という差がついて内心激萎え
でも萎えてる場合じゃない、エブセンのアタックに反応して大野君、そして梅川君も
合流を狙ってアタックしたかな?
一気にレースが活性化してようやくヒルクラらしい壮絶なペースに。
特に平坦区間に入る前の駐車場前の上りは千切れそうになりながら根性で乗り切って
気付けば10名弱で平坦区間に。

そして1合目過ぎから降りが強くなった雨はここでも容赦なく選手たちに降り注ぎ、
平坦区間の中盤で大島山岳大隊長がアタックしてからは45km/h以上は出てそうな
高速域で雨と霧と水しぶきの中を突っ走るエクストリームタイム( ;∀;)
霧で目の前の選手以外見えない!度付きサングラスが水滴でろくに見えない!
そんな状態でトレイン前方の様子が何もわからんまま最後のトンネルに。
ここまで来たらあとはちょっと上ってゴール。

自分にとっては正に大好物である小集団上りスプリント勝負という理想的なシチュが
巡ってきたんですが、2位争いの集団スプリントに沸き立つものが全く無く
最後の坂を目の前にしても
「霧で霞んでてゴールがよく見えないけどもうエブセンがゴールしてんだろうな」
という投げやりな気分で最終登坂を開始。
それでも一応スプリントしてみようかと腰を上げてみたものの寒さで体がこわばって
スムーズに動かせない(´・ω・`)
ハルヒルでも成木でもそうでしたが、どんなに限界近い状態でもいつもなら
心のスプリンタースイッチがオンになってバルベルデモードに入れるんですが
この日は身体のこわばりを無理やり気持ちで動かすような気合が全く起こらず
すぐにヘナヘナと着座。
ゴールが見えなくて残り距離がわからないまま前を走る数名から大きく遅れないペースで
上ってると前方で遼君がガッツポーズと雄たけびを上げているのが見えて、そこで初めて
「え?これ2位じゃなくて優勝争いの集団だったの?」
「あ、ここがゴールか」
と二つのショックw
のまま森本さんとほとんど並んで入線。
6位~8位の間かな?とにかく表彰台圏内には入れた!
レース後聞いたところによると最後のトンネルの辺りでエブセンはパスしてたそうです。
それに気付かんくらい視界不良だったし、自分が限界だったということですねorz


Mt富士ヒルクライム主催者選抜クラス 7位  57分46秒56

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今回、自分の中での目標は
”選抜クラス内で自分より年上の選手には負けない!”
というのと
”過去一度しか達成してない60分切りをまた成し遂げて今年からもらえるようになった
プラチナリングをゲット!”
この2点でした。
でも終わってみれば数多の強豪選手たちのお山をかき分けて表彰台に立ち、
富士スバルライン57分台も達成。
ハルヒル、成木に続いてこれは上出来すぎる・・・自分に驚きを禁じ得ない。
まあ特に考察しなくても去年秋に手術して副鼻腔炎を克服したのが大きいです。
酸素をより多く取り入れることは持久系競技のパフォーマンスに多大な影響を与えるという
ことですね。
ACTIVIKEでのフィッティングもポジション出しに大きな影響がありました。
そして何より一日終始雨というバッドコンディションで参加できたのはりゅーいちさんのおかげ。
一緒に来てなかったら100%DNS案件でした。

次はツールド美ヶ原とニセコの2週連続レース。
そろそろ神経痛を言い訳にせず長い距離を走る練習を取り入れていかないといけません。
ニセコでまた激攣りかましたくないですからね(でも多分攣る

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