2014マウンテンサイクリングin乗鞍に参加しました

しました。ていうかできましたって書いたほうが正確な心情ですね。
11年12年と事故怪我DNSした悪夢は中々消えてくれません(;^ω^)
元々運転免許の無い自分には今年も同乗させてくれた側溝大尉の厚意あっての乗鞍参加です。

市街地で向日葵畑

金曜朝から現地入り。松本市街地でヒマワリ畑に遭遇したので思わずパシャリ
先週試走に来たときは咲いていなかったと大尉談。いいタイミングで来れました。
市街地は晴れてたんですがお山を見渡すと美ヶ原方面も乗鞍上高地方面も雲の中・・・
やはり乗鞍着いたら本降りで、止んだ合間にと観光センターから三本滝まで
上ったものの上り始めてすぐ降り始め、結局本降り&土砂降りの中下山((´д`)) ブルブル…サムー
しかしそこは今年もお世話になった乗鞍温泉丘の上ヒュッテのホスピタリティ!
早目チェックインさせてもらい温泉パワーで生き返らせてもらいましたε-(´∀`*)
あとは部屋でのんべんだらり。
晩飯の豆乳鍋が美味しい&4人前くらいのボリュームで超満腹( ´З`)=3 ゲップ


宿の女将さんによると今年は天気が悪く山頂が見えたことが数えるほどしかなかったと。
しかし土曜は

山頂みえる!

超快晴!

畳平

やっと、乗鞍岳を見ることができ、絶景満喫しながら走ることができました。゚(゚´Д`゚)゚。

と、天気は良かったのですが試走後低酸素と練習で溜まってる疲労にやられてダウン。
市街地に下りて買出しと昼飯済ませた後はオフトゥン峠上ってました。
オヤツ食べたりゼッケン付けたり明日の準備も寝ながら作業⊂^⌒⊃_д_)⊃
同部屋で宿泊予定の平城さんと井上さんもチェックインして夕食ターイム

前日晩飯

レース前夜はトマト入りすき焼きがメインでした。
すき焼きにトマトがこれほ合うとは意外な発見!しかも〆にうどん入れたら
トマトが絶妙な酸味をプラスして普通のすき焼き+うどんより美味しい!
流石に腹9分目くらいに止めておきましたが満足感高いです(; ・`д・´)


なにしにきたんだっけ・・・あっそうだレースしにきたんだヽ(・∀・)ノ
やっぱ和室は体との相性良くてグッスリ( ˘ω˘ ) スヤァ…
体調もすっかり良くなって3時起床でパスコのライ麦パン+蜂蜜な朝食。
問題は前夜から降り続いてる雨。
5時前に数分ほど外走ったけど濡れただけでアップになんかなるわけもなく。。。
てなわけで当日朝は温泉ウォームアップのみ。

適当に整列場所にバイク置いて観光センターで雨宿り。
知合い続々来て談笑してスタートを待ちます。
しかしまあ同宿の3人といい、チャンピオンクラスのライバル勢といい
皆さん私を過大評価していらっしゃるようで「今年は優勝争いですか?」
的な声を何度もかけられました。
どうやらここ最近のヤビツでの好タイムはクライマーの間で
それなりに噂になってたぽいです。
が、まだそんなレベルではないというのが自己評価でして(;^ω^)
2012年以降の私は実力的に完全に停滞していてリザルトがそれを証明してます。
今の乗鞍のレベルを考えるとトップ10入りするにはもう1段階上のレベルに、
そして入賞、優勝争いするには更にもう一段階上に達しないと不可能。
と、ずっと思っていたんですがここ最近のヤビツタイムとかみるに
自分はこの夏一段階上がれたor今たまたま一段階上がっている状態にある。
そう確信できたし、たまたま偶然乗鞍に調子の波のピークが合ってくれたので
それならこんな好機逃がすわけにはいかない。
”今年の目標はトップ10入り” としました。

山頂が強風のためコースを1km短縮し19km地点の大雪渓がゴールとのアナウンスがあり
1kmくらいなら去年の位ヶ原ゴールよりは・・・と参加者一同ほっとしていよいよスタート。
三本滝まではハイペース(とレース中ますらおさんから聞いたので
どうやら長野放送に写りたい大尉が先頭で頑張ってくださったようでw
問題は、というかレース本番は三本滝から先。
すぐに森本さんとコンドルさんが二人で逃げをうち
あっという間にメイン集団から遠ざかっていきました。
で、追走集団の中からすぐに私やミヤケンさんや矢部さん、多分4名くらいで
ペースを上げたんですが・・・これが拙かった(;´Д`)
結局ほどなく吸収され、しかも無駄脚使った私はその集団についていけませんでした。

乗鞍の本当の怖さはまだまだ先に待っているはずなので
すぐにマイペース走法に切り替えて淡々と走っていると同様に集団から遅れた
kohさんとぐんまちゃんと合体して、以降10km以上を3人パックで走ることに。
この時点では間違いなく10位圏外なので最低でもこの3人の中での争いを制しないと
目標達成の可能性は消え去ります。
3人の中でもっとも軽量級なぐんまちゃんがほとんど全ての区間を牽引。
kohさんは常にぐんまちゃんの番手にピッタリ。
私はペースが緩んだタイミングを見計らって最後尾から何発かプチアタック。
脚的には着いてくのがギリギリの状態だったので本気アタックしたら確実に
オールアウト=レース終了していたと思います。ですので
”引き離せたらラッキーだけど付かれたらそれはそれでペースアップできるから良し”
という程度のアタックです。
でもそれでもやはりこのインターバルはきつくてアタック→吸収後は
kohさんから数m離れることも度々。
そのうち2番手集団からこぼれた選手を一人パス。
よっしーさんも集団から落ちてきて、こちらのパックに食らい付く形。
ここでこの人を回復させてしまうと恐ろしいのでそのタイミングでアタックし
よっしーさんだけ引き離すことに成功。
で、また3人パックで淡々と進んでいくとそれまで霧の中を走っていたのが
急に視界が開けてなんと快晴に日差し暑いし山頂もクッキリ見えてますw

そして遂にラスト1km表示を通過しました。
ここまでもっともエネルギーロスを抑えた走りをして余裕がありそうなkohさんのアタック
がいつあるかとラスト3kmくらいから警戒していたんですが
レース後話したらどうやらkohさんはkohさんで私が必ずアタックすると警戒していたようでw
数km手前からガチアタックするような余力は無かったので正直助かりましたヾ(;´▽`A``
余力あったら先頭交代して牽いてkohさんにも促してローテって形を作ってたでしょうね。
駆け引き無しで牽き続けていたぐんまちゃんには頭が下がります。

流石に1kmきってアタックが無いとなるとこれはkohさんはスプリント狙いに定めてるなと。
3人の中ではkohさんが最もスプリントが強いので残り100m~200mまで
このままの体制でいってしまったら完全に詰んじゃいます。
なので、覚悟を決めてラスト500~600mくらいからの全力アタックを慣行しました。
心の中では「脚の筋肉の疲労も心肺機能も今の状態じゃそんな距離持たないよ」と
もう一人の自分が囁いていたんですがそれを無視し
これまでの競技人生で挑んだことのない領域まで自分を引き上げる覚悟でアタックしました。
ただひたすらモガキ続け、いつの間にやら単独走していたコンドルさんを抜き
途中一度だけ後ろを見て差がついているのを確認して再度気持ちを奮い立たせて
ゴールまでなんとかたれずにモガキ倒してゴールしました(:.;゚;Д;゚;.:)ハァハァハァ


結果は チャンピオンクラス8位 総合8位 0:52:32

ゴール後kohさんからゴール通過は2~3秒差だったと聞いて
整列が私より2列くらい後ろだったkohさんとのネットタイム差は微妙だな~と思ったら
やはりネットタイムでは1秒以下の差でした。
決して大所帯ではないBearBellRacingTeamの二人で、乗鞍のチャンピオンクラスで、
シングル順位で、1秒以下の差の攻防とか、アツすぎるでしょ!(やまPのことではない
これぞヒルクライムレースの醍醐味と言える、本当に痺れる戦いでした。

ジャムパンうめ~~

忙しなく下山準備した去年と違い今年は余裕をもってレース後ライバルの皆さんと
互いの健闘を称え合い語り合うことができました。
優勝の森本さんはなんとゴール地点で結婚式を上げてて吃驚。
漫画ならフラグですよそれ・・・・まさに予告ホームラン。

続々上ってくる参加者


天候回復して怖い思い寒い思いすることなく無事下山。
表彰対象ではないのでクレープ食べたら宿に戻ろうとしばらく会場でのんびりと。
そうしたらなぜか大会本部に呼び出されたので行ってみると
なんと総合8位は長野放送(8ch)から特別賞が頂けると。
だから表彰式に残っていてくれと。
しかも特別賞対象者のリストがチラっと見えてデジカメとか書いてあるじゃないですかw
しかも今年発売のFINEPIX XP70!頑丈なアウトドア用\(@^0^@)/
もうその場で高笑いしちゃいましたよ( ゚∀゚)アハハ八八ノヽノヽノヽノ \ / \/ \


昔は乗蔵は10位までが入賞でしたし、アマチュアクライマートップ10ということになるわけで
ヒルクライム競技を始めたときから当然私もそれに憧れを抱いていました。
憧れから、いつかかなえたい夢に、そして今回ははっきりとそれを目標にして走りました。
そして夢の一つをかなえることができ、感無量としか言いようがありません。
今回はサイクリングと観光とサポート役です!と私の都合に合わせてくれた大尉や
合部屋の平城さんと井上さんも一緒に喜んでくれて嬉しさは何倍にも。
私にとって二回目となる乗鞍ヒルクライムは最高の思い出の一つになりました。
現地で出会った皆さん、また来年もこの地で会いましょう!


けしかけられて・・・

けしかけられたからやったんですよ自分の意思じゃありません(キッパリ


スポンサーサイト