2013赤城山ヒルクライムに参加しました

乗鞍と同様に赤城山HCも去年エントリーしながら怪我で出れなかったレース。
走りたい気持ちはあるんですがレース前日も相変わらずの体調で
一向にモチベがあがりません。
というかレースに対するモチベは今の私には毒にしかならないので
これでいいと思っていますが(;^ω^)

”完全に休養”するのならレースも出るべきではないのに中途半端なことを
しているというのは承知していますが、
グルメとレース参加だけは止められないですねどうしても。
生きがいですから。

特に今回はレース以上に8月のレースで集団落車に巻き込まれ左手がズタズタに
なった友人のメタボクライマーさんの怪我からの復帰第一戦にご一緒したい思いが
強く、それが背中を押してくれました。

古久家のうな重

前日の夕食は前橋で屈指の名店「古久家」の鰻重でちょっと贅沢に快気祝い。
我が鰻業団のボスであるマツモヴィッチさんによると恐らく前橋で最も古い鰻屋とのこと。
真っ黒なタレは甘みがほとんど無く独特のコクがあり
大人の味といいますか、川魚のような野性味があるといいますか
今までに食べたことのない味の鰻重でした。素晴しく美味しかった!


夜9時前には眠りについたものの夜中1~2時間起きに目が覚めるような浅い眠り。
で、3時半に起床して胡桃パン小4つとスープとヨーグルトという控え目な朝食でした。
先週の成木HCでの教訓を活かしアップは無しです。
駐車場から会場まで走ってる間に感じたこの日の体調は、
成木の時のような立っていられないようなダルさではないなという印象。
整列場所で待機している時も、普通に立って待っていられる程度。
ただ手足の痺れ具合が酷い・・・

今回このレースにおいては久しぶりに年代別でエントリーしました。
第一スタートクラスがあるレースで年代別エントリーしたのは11年のMt富士HC以来。
半年前に慢性疲労になることを予見していたのでしょうか?半年前の俺GJです(;・∀・)

整列場所で待機している間はオヤジ朝練のかずいさんや、ロードで参戦のマツモヴィッチさん
CX車で参戦のますらおさんと話したり
マットさん、スライムさん、かずにーさんといった群馬の強豪勢にご挨拶したり。
そしてスタートの時間が近付いてくるわけですが
毎度のことながら、慢性疲労に罹っているときは
会場で整列場所に並んでスタートするまでの30分~1時間の間にどんどん症状が
悪化していきます。
去年さんざん経験したんで慣れてるし焦ったりはしませんがね(;^ω^)

そして男子Bクラスもスタート。
このクラスではスライムさんの力が図抜けているのでとりあえず彼の後ろでスタートを
切りました。どこまで着いていけるかなぁと思っていましたが
走り出してすぐに「なんじゃこりゃ!?」的な体の反応。
心拍数に見合わない異様な苦しさ、気持ち悪さは先週と同じですが
物凄い虚脱感が常に襲い掛かってきます。
先週の成木のハンガーノックにソックリな状態に比べたら
強く意思を保ってさえいれば力は入るのでまだマシですが
逆に言えばここから20km弱もの間、気を張っていないといけないのかと早くも憂鬱に。

スタートから9kmあたりまでの勾配の緩い区間はとにかく心拍を抑えるように
なるべく低いケイデンスを保ちつつ、ダンシングも多用しました。
本当はダンシングを使うと心拍上がりやすいので使いたくはないんですが
この日心を奮い立たせるためにこれが必要でした。
走ってる間、特に麓の区間はずっと「いつやめようか」ということばかり考えていました。
今すぐハンドルを右に切って歩道に出て止まりたい
左に切ってセーブオンやセブンイレブンあたりで休みたい
この区間ならまだ回収車が来るまで暖かく時間をつぶせるし決断するなら今だ、と。

麓の鳥居

そんな誘惑を振り切り続けて結局8.9km旧料金所地点を通過しました。
さあここから本格的に山道に入って勾配も厳しくなります。
スライムさんは序盤から一人旅になっていたので今いるのが2番手集団と
いうことになるでしょうか、しかし私にとっては順位などより
7~8km地点のあたりから痛み出してきた横っ腹痛が大問題に(;´Д`)
もう何重苦かわかりませんw
睡眠や食事摂取の時間、内容は問題ないと思うので
恐らく9月に入ってからの暴食により腹についた内臓脂肪が内臓を圧迫してるんだと
思います。

手足の痺れはいよいよ肘や膝の上まで広がってきてジンジンしているし、
サイドスティッチはもうこのペースでは耐え切れないレベルに
ここが今日のレースの内容を左右する分岐点だと思い。
後続の邪魔にならないよう大きく右に避けて踏むのを止めました。
多分10km地点付近だったと思いますが
まるでツールドフランスでメイン集団のペースアップのために
全力で牽きまくった後に力尽きて後方に下がっていく山岳アシストのように
集団から1人離れて、ロードレース用語でいう「止まった」状態。
踏むのをやめて慣性に任せて流しながら痛みと心拍が治まるのを待ちました。
それまでいた集団が30m、50mと離れていき、後続にもどんどん抜かれていきますが
一切気にせず自分の体をコントロールすることに集中。

ボトルのリンゴジュースを飲んだりしながら
痛みが残りの10kmを耐えられるレベルまで下がったところでレース再開。
慎重にほんの少しづつペースアップしていきました。
やがてペースは「体感的にはいつものレースペースの一つ下くらいだな」
というところで落ち着きました。自分的にはロングで峠越える時のペースですね。
余裕があればアップし、行き過ぎたらダウンし、と調整しながら
前方の同クラスの皆さんとの距離をジワリジワリと詰めていきます。
見通しの良い直線が多いコースなので前との距離が測り易いですね赤城は。

やがて前方に比較的目立つジャージな星さんやしばぞーさんが目に入るようになって
きました。ですが今のままのペースだと終盤にペースアップされたら追いつけない。
しかし差は着実に詰まってきてるのであちらも余裕はあまり無さそう。
サイドスティッチの痛み、そしてスタートから変わることのないズドーンと体に
圧し掛かるような虚脱感。しかしタップリ休養してる脚は余力もタップリw
それらと相談した結果、残り3kmでアタックすることにしました。
残り3kmだけレースペースに上げる、3kmなら気合&根性で耐えられると信じて決行しました。

気を抜くとすぐに抜けそうになる力を保つためにダンシングで気合を入れながら
ラスト3kmは凄まじい痛みと苦しさでした(; ・`д・´)
ですが1人違うペースでどんどん前を抜いていく展開にアドレナリンも出ていましたし、
こんな痛みと苦しみの中でこんな走りをしている自分に少々感動してたりもしました。
やがてしばぞーさんや星さん、レース中は気付きませんでしたが、
同じ自転車店を利用しているtwitterの知り合いのマサオさんをパスし
ラスト200m、もう腹からエイリアンが飛び出してくるんじゃないかという
物凄い傷みに顔を歪めながらゴールラインを通過しました。

レース後
荷物預かり所の大沼湖でコンドルさん、おやまださん、佐藤さん、大久保さんの輪を見つけて
クラスは違いますがレース後の談笑に混ぜてもらいました。
優勝のミヤケンさんと大久保さんは別格と言っていい凄いタイム。
他の皆さんも上位勢のタイムは速く、レベルが上がっているなと改めて感じます。
21kmもの長い下山はダウンヒル嫌いな自分にはいつも罰ゲーム的な時間なんですが
美ヶ原の帰りの新幹線以来となる大久保さんとのランデブーで楽しく話してたら
あっという間に会場についてました。

正式リザルトは1:03:00の男子30代クラス8位

下山を終えたメタボクライマーさんはなんと怪我前の目標だった73分をクリアして
72分台だったとのこと。左手の絆創膏をひっぺがしてほんとに怪我したのか
確認してやりたくなりました( ^ω^)


今回のレースその他諸々の感想。
初めて参加した赤城山HCですが評判通り良い大会でした。
何よりコースが自分好みだったので、それは大いに助けになりました。

リザルトに関しては成木HCと大して変わらないと言っていいと思います。
ですがあの時とは内容が全く違います。
成木の時はレースの前半5kmだけ走って後半5kmは「ただ前に進んでいるだけ」でした。
でも今回は20.8km1時間のレースの中に様々な紆余曲折があり
その果てに限界を超える走りをした気がします。
対人ではなく、完全に自分との戦いでしたが
映像に撮っておいて自己満足のために何度も見返したいくらいです(´∀`)
ベストパフォーマンスではなくベストバウトという表現がピッタリかな~

前橋のグルメも一部ではありますが堪能できましたし
メタボさんも良い結果が出せたということで、完璧ですね。

次は上野村ヒルクライムになりますがそれまではまたお布団峠に篭って
一日でも早く変な病を祓いたいと思います。
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プロフィール

toretatenotamago

Author:toretatenotamago
東京青梅市のサイクリスト
男性/30代
脚質:ヒルクライマー
所属:成木フェニックスCC
   BearBellRacingTeam
   竹芝サイクルレーシング
Twitter:@toretama_npcc

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